Quantcast
Channel: スポーツナビ+ タグ:江夏豊
Viewing all articles
Browse latest Browse all 25

特にひねりのないファイターズドラフト予想2016

$
0
0
気付いたらドラフトまで、もう1週間切りました。今年も北海道日本ハムファイターズのドラフト予想でもしてみようと思ったのですが、最近仕事が忙しいせいもあって何だか面倒くさくもなってきて、もうドラフ卜予想じゃなくて俺はこの選手をファイターズに指名して欲しい!という“希望”だけでいいかな?という気になってしまいました。そんな私がドラフ卜に、というかプロ野球選手全般に求めるのは“パワーとロマン”なんです。それ以外のテクニックとか安定性とか耐久性とか頭脳とかメンタルとか、そんなの無価値ですよ。投手でも打者でもとにかくパワー!投手でも打者でもとにかくロマン!客はそれで喜ぶんです!そういうわけで、私が希望する2016年北海道日本ハムファイターズのパワーとロマンにあふれたドラフ卜希望はぼくの希望1位 中塚駿太(白鷗大)2位 加藤拓也(慶應大)3位 糸野雄星(明秀学園日立高)4位 森山恵佑(専修大)   5位 北出浩喜(パナソニック)6位 星 知弥(明治大)パワーとロマンが服を着ている森山恵佑う…あらためて文字に起こしてみたらパワーとロマン全開ではあるが、この面子はさすがに……真面目に例年通りのドラフ卜予想でも始めます。今年の予想もドラフトが現行の制度になった2008年ドラフト以降の指名選手を上げて、そこから順位ごとに多く見られる傾向をさぐり、続いて今年のドラフト候補たちの中でその傾向に当てはまり、かつ報道等でファイターズが注目していると推測される選手をあてはめていく手法でいきます。また、2008年以降のドラフトでは7位までの指名だった年が多いので7位まで予想してみました。ドラフト1位→№1評価枠ファイターズドラフト1位はほぼ確実に、競合を恐れずその年その年においてドラフトの目玉、ナンバーワン候補といわれる大物選手を指名しています。先に独自の傾向が出てしまったと述べた2015年においてさえ、これだけは例外でありません。 2008年のみ大物選手では無く(おい、選手会長をディスるのはやめろ!)例外といえますが、この年はそもそもドラフト全体で目玉といえるような大物選手が不在だった年なのです。ゆえに1位予想はドラフトナンバーワン候補で決まり!…なのですが今年はそれが案外難しい。というのは、ドラフト直前最後のファイターズスカウト会議の内容が1位指名者を、今井達也(作新学院高)・寺島成輝(履正社高)・田中正義(創価大)の3名まで絞ったが、その3名に差が無くて困っているものだった、という報道があり、ファイターズ球団自体が未だナンバーワンを誰にするのか迷っているようだからですね。それでもファイターズが決断するファイターズ2016年ドラフト1位選手を予想するとドラフト1位予想→田中正義(創価大)このブログ的にはそれでも、ファイターズが以前より2016年のナンバーワンと評価していた田中正義に初志貫徹するだろうと思い、彼を1位予想に上げます。寺島も今井も素晴らしいんですけれど、伸びしろというか、野球選手としての上限について田中が一番大きいと感じられるからですね。今年のドラフ卜が近くなってファイターズのスカウトが田中の視察にこなくなった、これはファイターズが田中を1位指名しない証拠じゃないか?との噂も流れましたが、ファイターズスカウトはもう田中を見尽くして彼のことはもう充分わかった、彼を見るより他の選手を視察する時間に当てた方が良い…という合理的な判断があったのではないか?と私は推測しております。選手側のご機嫌取りのためだけの視察というのを、他球団と比べてファイターズはあまり行わないですから。外れドラフト1位→左右の法則枠評価が伸び悩みファイターズにも1位候補とするのをためらわせたとはいえ、依然人気候補ではある田中。彼を指名するとするならばくじ競合は必至ですが、ファイターズは競合が発生した年のうちの偶数年2010年と2014年は競合に勝っており、また2012年は、1本釣りとはいえ入団に難色を示していた大谷翔平を見事に口説き落として入団にこぎつけたということで、偶数年である今年はファイターズドラフトにとって縁起のいい年!くじに外れることなどあるわけなし!!…そんなんあてにならねぇですな。そもそも今年くじを引くのは“あの”栗山監督だ(酷)。そういうわけで外れ1位予想はやはり必須でしょう。外れ外れ1位まではあってほしくないという願いを例年通り込めて今年もそこまでの予想はしませんが。外れ1位が発生した2009、2013、2015年はいずれも1位とは逆腕の投手を指名すると、俗にいう“左右の法則”が発動していますので、今年の1位を田中とすると外れ1位には左投手が来るかと。ちょっと話脱線しますが、北海道移転前の東京時代の日本ハム時代まではとくに左右の法則は囁かれていませんでした。ドラフト制度そのものが成立した時期から、この球団(と前身球団)が投手をドラフト1位競合して、そしてくじを外した場合、次にどのような選手を選択してきたか表にまとめてみました↓北海道移転前までは必ずしも1位と逆腕投手を指名しているとは限らず、左右の法則が囁かれなかったのも当然と言えます。但し1966年第一次、つまり記念すべき第1回ドラフトにおいて左右の法則がたまたま発動している、しかも外したのが当時のドラフトにおける目玉的な存在のひとりだった江夏豊というのが…現在のファイターズドラフトが、そもそもファイターズが存在しなかった1960年代から既に運命づけられていたという気がしないでもない(笑)。そして北海道移転後のドラフトでは、左右の法則を偶然とは片付けにくいほど高確率で発生しているのが分かると思います。そういうわけで、その左右の法則に従って外れ1位にくるのは外れドラフト1位予想→高橋昂也(花咲徳栄高)高橋昂也は今ドラフトにおいて、バリバリの1位候補である寺島や今井とも並び評される高校左腕投手で、仮に彼が今年ではなく不作のドラフト年にでも出現していたとしたら1位競合してもおかしくないほどの存在ですね。ただこの予想の問題点がまさにそこで、彼ほどの選手を1本釣りで狙う球団が無いとはいえない、外れ1位の時点で既に残っていない可能性もあることです。昨年ドラフ卜で外れ1位だった甲子園優勝左腕・小笠原慎之介(現中日)よりも高橋昂の方が格上である(と私は評価しております)だけに、ドラフト人気もそれ相応あるわけでなかなか微妙なところ。個人的には若い左腕不足にあえいでいる今のファイターズにこそ、この高橋昂を始めから指名し1本釣りでも狙えば良いのにと思っとるのですが。ドラフト2位→高ポテンシャル高校野手枠or即戦力期待大社投手枠過去のファイターズドラフト2位はその年でトップクラスのポテンシャルをもった高校生野手が指名されることがあります。2010~2012年と2014年がそれにあたります。また、それ以外の年、2008~2009年と2013年と2015年では即戦力を期待できる大社投手が指名されています。ここをもう少し詳しく分析してみると、高ポテンシャル高校野手が2位指名された時はファイターズが望み通りの1位指名が出来たときです。そして、2008年以外の2位が即戦力期待大社投手だった年は全て1位競合のくじに外れた年です。望み通りの1位指名ができたときは、2位で将来性を考えられる余裕から高ポテンシャル高校野手へ向かう。逆に1位が望み通りでなかった際には、現状の安定を求めて2位で即戦力期待大社投手へ向かったのではないでしょうか?そう考えるとこの分析における例外の年である2008年も1位指名者が不安だったので(だから選手会長をディスるのはやめるんだ!)安定の即戦力期待大社投手・榊原諒をもってきたのではないでしょうか?そういうわけで今回は2位指名予想について、1位を希望通りの指名が出来た場合と、1位競合した上くじを外してしまった場合と二通り用意しました。ドラフト2位予想(1位が希望通りVer.)→細川成也(明秀学園日立高)まずは1位がファイターズの狙った通りの指名だった場合の2位ということで高校右打ち打者の細川成也を予想します。細川は高校通算63本塁打の長距離砲にして、投手としても最速146kmを誇る強肩…やベえ、俺まだパワーとロマンのドラフト引きずっているわ。本当は私、敦賀氣比の林中勇輝をここに持ってきたかったのですよ、優れたショートである彼の方が2位の過去傾向にジャストフィットするので。でも彼、プロ志望出さずに進学を選択してしまいましたから…ドラフト2位予想(1位がくじ外れVer.)→谷岡竜平(東芝)次に1位競合を外した場合の2位予想ですが東芝の若き先発右腕・谷岡竜平とします。彼は社会人野球の世界において先発投手ながら完投はほとんど無いなど、プロ即戦力というよりまだ弱々しい未完の面が目立ちますが、それでもファイターズは実戦力が高い投手と評価しておりましたので、即戦力期待大社投手指名枠として予想します。ただこの予想の問題として彼は社会人での実績以上にドラフト人気が高めで、彼にしてもこの順位まで残っていない可能性があるということでしょうか。とくに近年のNPB は谷岡のような社会人高卒3年目投手を非常に好み、社会人野球でさほど実績を残していなくとも高いドラフト順位を与える傾向がここ2、3年時折見られますので。ドラフト3位→名前は先に売っていた枠3位の過去傾向はばらつき気味なんですけれど、強いて共通点を探すならば2010・2013・2014年における指名者は皆、1位指名があり得るとまでに評判が高かった時期がドラフト前年度までにあり、同期の誰よりも先駆けて世間に名前を売っていながら、それぞれ様々な理由で結果的にここに落ち着いた選手たちなんです。というわけでファイターズ3位は、過去にドラ1評価だった時もあった選手がくると予想してみてドラフト3位予想→山崎颯一郎(敦賀氣比高)山崎颯一郎は今年の夏の県大会で早々と姿を消してしまったため、プロを目指す高校選手達にとって最も大事と言える高3最後の成長についてプロスカウト達へアピールできず、今季は他にも高校生投手の有望候補が多数出現したこともあいまってこの時期にやや忘れられた印象となってしまった彼は、案外ドラフ卜価値が伸びずここまで落ちるのでは?そしてそこをファイターズがゲットするのでは?と予想してみました。虫が良すぎる予想かもしれないですが、2010・2013・2014年と過去3度も、その虫が良すぎるということがファイターズに起きたわけですしね。彼は上背があって、なおかつその割に身体の使い方も上手だという北海道移転後のファイターズが最も好むタイプの投手なので、ファイターズが実際に指名できるのかどうかはともかく、この球団が彼に魅力を感じているのだけは確かだと思います。ドラフト4位→3年に一度地方大学右腕枠4位は、2008~2009年が高校生指名、2010年に地方大学右腕投手指名、2011~2012年はまた高校生、2013年にまた地方大学右腕投手、2014~2015年はまたまた高校生…見えた、見えたぞ!今年2016年4位は地方大学の右投手がくるぞ!!…って、予想が雑になってきたことは自覚しております。ドラフト4位予想→水野滉也(東海大北海道)ということで、東海大北海道キャンパスのエースにして、日本代表にも選出された水野滉也を4位予想とします。彼はサイド気味の腕の高さから独特の変化をするシンカーやスライダー、これらの球は2006年ファイターズ日本一の年のクローザー・マイケル中村のそれに軌道が似ているという説があり、私もその説には賛成なのですが、そういったなかなかユニークな武器を持つ変則投手でして、プロから優れた“リリーフ役”になるだろうと見られている模様です。ポジション的にもマイケルの再来というわけですね。ただ意地悪い見方をすると、プロで将来的に先発ローテを担える素材とまでは思われていない。つまりプロ側は北海道のご当地選手となるファイターズも含めて、上位指名者とまでは彼を評価していないのではないでしょうか?それゆえこの順位に予想しました。ドラフト5位→忘れかけの社会人投手枠5位はドラフト解禁が既に済んでいる年食った社会人投手枠、という私の定説を以前より自信もって語っていたら、昨年は見事に崩されまして…(涙)。ただ昨年はたまたまイレギュラー。5位は社会人投手が来る可能性の高い枠というところは個人的に譲りたくない。そこでちょいとだけマイナーチェンジいたしまして、ただの年増社会人投手ではなく、前年度以前にファイターズを含めてプロから大いに注目されていたのだけれど、色々な理由があって指名が見送られ年月もたってしまい、皆が忘れかけた頃にひょっこり指名されるという選手が来る可能性が高い枠、として予想を立ててみました。ドラフト5位予想→近藤均(王子)そういうわけで社会人野球・王子の主戦右腕投手、近藤均です。昨年はファイターズも含めて上位指名の可能性も噂された投手ですね、しかもその昨年の時既に年増の部類だったという…(苦笑)。今年も含めて相当な実力を持っている投手なんですけれど、案外この順位まで指名が無いこともあるかな?と。ドラフト6位→今年は高校生以外枠この枠は、2008年、2011年、2014年と3年ごとに高校生指名が来ており狭間の年はそれ以外。4位の法則の別型かな?と。やっぱこの考え方は少し雑だなぁ…と思いながら、これに従えば今年の6位には高校生以外の指名かな?ってほぼ何でもアリじゃん!自分で言っといて難だけど、雑ってレベルじゃねぇぞ!?ドラフト6位予想→宮谷陽介(東京ガス)社会人投手の左腕投手、宮谷陽介です。ちなみに彼もドラフト解禁から1年たっており5位予想で上げてもよかったのですが、何せ彼は貴重な左腕とはいえ身長もスピードも平凡とスペックはさほど高いとはいえず、その上で社会人での実績が悪くはないけれど飛び抜けて目立つというほどではない、つまり地味なのです。獲得できてもさほどうれしさを感じられない選手とでも言いましょうか(←失礼)。だから、5位より更に下位の6位ぐらいなら座りいいかな?と思いまして。ただ、ファイターズは彼のことを以前から実戦的な左腕と評価しており、素人目では地味にみえてもプロの眼では一軍で通用する可能性があると見られている投手なので、すご~く仮に私の予想が当たってファイターズが彼を獲得できた時、何でこんな奴指名したんだよ!とかディスるのだけは絶対にやめましょう(笑)。個人的にも、プロ云々を抜きにして、普通に社会人投手として見てみると彼はなかなか面白い投手だと思っています。思っていますが、ボクが東京ガスの試合を観に行って先発マウンドがこの宮谷だった時、ちっ、先発は山岡泰輔じゃなかったかと思ったことはありました(おい)。ドラフト7位→オールマイティ枠もう7位になると、そもそも発生するかどうかさえもわからない順位なだけに8~9位も含めて傾向を探るのにはサンプルが足りなすぎるかな?と感じますね。なので、とりあえず色々な属性を持っている選手を予想したら、とりあえず何かの法則には引っかかてくれるんじゃないかと…すいません、一体何を言っているのかよくわからない自覚はボクにもあります(爆)。ドラフト7位予想→郡拓也(帝京高)捕手であり、内野手でもあり、外野手でもあり、俊足であり、ファイターズは関心を持っているが他球団はそこまで熱心ではなくもあり、そしてファイターズが好きな帝京高校でありと、いろんな属性もちの郡拓也で。後、このブログで以前に彼のことをファイターズドラフト候補の一人として取り上げたので、ドラフト予想で無視するのもなんかアレかな?ということもあって、上げてみました。後半に行くに従って、明らかに雑な予想で申し訳ありませんでしたが、私の2016年ファイターズドラフト予想をまとめると 2016年北海道日本ハムファイターズ ドラフト予想1位   田中正義 (№1評価枠)外れ1位 高橋昂也 (左右の法則枠)2位   細川成也 (高ポテンシャル高校野手枠)     谷岡竜平 (即戦力期待大社投手枠)3位   山崎颯一郎(名前は先に売っていた枠)4位   水野滉也 (3年に一度地方大学右腕枠)5位   近藤均  (忘れかけの社会人投手枠)6位   宮谷陽介 (今年は高校生以外枠)7位   郡拓也  (オールマイティ枠)う~ん、今年もあんまり当たる気がしないですねぇ。ま、当たらなくてもとにかく良い指名が揃ったドラフトになれば全く問題ないですけれど。最後に、私は監督としての栗山英樹氏を批判するつもりは毛頭ありません。むしろ監督としての経験を積み、円熟味も出てきたと最近の栗山監督を評価しているぐらいです。だがくじ引きには首突っ込むな!これだけは主張させていただきたい。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 25

Latest Images

Trending Articles





Latest Images